2024年3月11日。
冬が開けて、春先の気持ちいい晴れた日の午後。
ふらっと、池袋駅に着いて。
西口をぶらぶらしてた。
ランチはこの店にするか?
いや…ピザの気分だな。
というわけで、検索して出てきた。
池袋西武百貨店の駅直結、9階の「食と緑の空中庭園」という場所に向かう。
いい雰囲気じゃない、剪定された熊さんの形をした木が素敵ね。
屋上庭園にはどんな飲食店があるのかな?
フォーおいしい、【A】PIZZA、フィッシュ&チップスマリン、かるかや、の4店。
うどん屋のかるかや、が一番、行列を作っている感じだった。
12時40分ぐらいだったけどね。
しかしこの日は、無性にピザが食いたい気分だったので。
APIZZAという店に向かった。
アクセスする行き方は、池袋駅東口から直結の西武百貨店に行けばいいんだけど。
今は閉業しているみたいだね…。
メニューを拝見、まずはドリンク。
ノンアルコールサングリアモクバル…お金があったら飲みたいなぁ。
ローズソーダとか、ローズスプリッツァとかもね。
さて、料理は何にしようかな。
結構、安いじゃん。
都心にしてはありがたい。
よし、王道の。
トマトソース、モッツァレラ、バジル、パルミジャーノが使われているマルゲリータ と。
ブルーチーズ、ゴーダチーズ、モッツァレラチーズ、パルミジャーノが使われてるクアトロファルマッジを注文だ。
「パルミジャーノ・レッジーノ」と、記載していないのが少し気になる。
その表記、大事だからね。
いろいろなパルミジャーノレッジャーノ。えっ?
例えば、表面に小さな亀裂がありそれが後々広がりそうだとか、チーズの内側に許容範囲以上の大きな空洞があり、いい熟成が進んでいかないなどの理由です。こうしたことは、実際にチーズに穴を開けて食べて判断するのではなく、専用のハンマーで叩いて共鳴音で確かめたり、表面は目で見て判断するようです。こうした欠陥があると、このままこのチーズを熟成庫で寝かせても、もうこれ以上美味しくならないチーズと認定されます。それゆえ、出来るだけ(1、2ヶ月で)早く食べたほうがいいチーズのようで、メーカー側も早めに販売してしまうそうです。
ドリンクは無し。
絶景を堪能しながら。
呼び出しベルが鳴るのを待つ。
そして鳴った、行くぞ。
カイエンペッパー、ブラックペッパーがあるけど、まあいらないかな。
水をくれた、ありがたいね。
さて、屋外で食うぞ。
こちらがマルゲリータで。
こちらがクアトロファルマッジだ。
まずはマルゲリータ…うまい!
このモチモチとした生地、なるほど。
生地だけでなく、チーズもいい。
トマトもね、マルゲリータには大事なんだよな。
ミスター味っ子であった。
温度によって、チーズの味とトマトの味のバランスが変わるから、最適な温度を探すみたいな回が。
まあそもそも、チーズとはな。
でも語ったけど。
牛や羊や山羊などの動物の乳からそれぞれ作られている…そう、だから牛肉にも合う。
チーズ牛丼 、つまりチー牛という侮辱的言葉があるけれど。
実は合理的な組み合わせだ。
しかし、マルゲリータにおけるチーズの相棒は、牛肉ではなく、トマトだ。
ピザにはあまり牛肉は使われない…まあコストが上がるからだろうけどね。
なぜ、マルゲリータはトマトとチーズなのか?
それを調べるとかなり大変そうだから、割愛しよう。
ケバブだって、ビーフを出す店もあるが、チーズも混ぜると美味いんだろうけどなぁ。
話が逸れた。で、A-PIZZAの生地の食感はな。
もちもちしてて、おそらくイーストで発酵させるパン生地の特徴がある。
トナリの人はなにを食う人ぞ3巻(p48)によると。
イーストで発酵させるのがパン生地、発酵させずBP(ベーキングパウダー)で作るのがクリスピー生地、らしい。
しかし、パン生地のモチモチ感もありながら、少し外側にクリスピーな感じも残ってて。
かなりおいしい生地だ。
この紙皿もいいな、適度に余分な油を吸ってくれる。
クアトロフォルマッジの方は、はちみつも貰っていたので。
味変してデザート感覚も味わった。
しかし、どちらも美味しいピザだったな。
チーズもけち臭くなくてしっかり載ってるし、生地もモチモチ感とクリスピー感のどちらも備わっていて、ちょうどいい塩梅に仕上がってる。
ごちそうさまでした。
こちらはレシート。
テーブル席豊富で。
いつもは「一人でも入りやすい度」「ファミリーで入りやすい度」を採点するけど、残念ながら閉店したみたいなので、割愛。
池袋東通り本店とか、大阪にも店舗があるみたいなので。
APIZZA
また行きたいな。