山陽新幹線の停車駅でもあり。
本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋線の始発駅でもある。
ターミナル駅の岡山駅にて。
時間があったので「何か食べよう」と、駅の周辺を散策することにした。
ぶらぶらして、桃のオブジェが迎えてくれる、岡山駅前商店街に入り。
さらに歩き進んで、見つけたのは。
「海都」という寿司屋さん。
ビビビ、と来たんだ。
黒鯛と、こち。
少し珍しい魚だろう？だから岡山の地魚が味わえるんじゃないかってね。
まあ後で調べたら、チェーン店のマリンポリス系列だったから「しまった、チェーンかい」と、ちょっと思ってしまったけどね。
アクセスする行き方は、岡山駅の東口（後楽園口）側から、大きなビックカメラ岡山駅前店の裏側にある。
自分は岡山駅前商店街をブラブラ、遠回りして来たけどね。
さて、入店し、カウンター席に座る。
くら寿司みたいに寿司カバーがされている、いいね。
メニューを拝見だ。
まずは握り寿司。
まぐろが2貫で税込396円か…スシローとかくら寿司とかよりは、高めの値段設定だよね。
本鮪の赤身だと660円もする。うーむ。
ほたて660円か、高いな～。
チェーン店の魚べいとか、大ぶりでうまいほたてが、もっと安かった記憶あるけどなぁ。
軍艦寿司、こっちは安いネタも多いね。
さきの握り寿司で、ずわいがに蟹味噌乗せが660円だったから。
本ずわいがに軍艦が330円とあると、安く感じるな。
さて、三種盛りか。
お、あおりいかの三種盛りがある！
置いてない店も多いんだよな。
すしいち！2巻にもあるように、アオリイカは取れない時も多いみたいだからね。
一方 銀次が持ち込んだコレは泥障烏賊（アオリイカ）だ
他のイカが群れて大量に獲れるのに対し
アオリイカは単独で行動するため漁獲量が極端に少ねえ大型イカだ
つまり希少で夏場最高のイカ…いやイカの王様と言っていい
（引用元：すしいち！ (2) [ 小川悦司 ]p139）
そして炙り寿司。
炙りサーモンとか炙りトロ、はよくあるけど。
炙りびんちょうまぐろとか炙り生えびって、珍しいよね。
そして、ドリンクメニュー。
ソフトドリンク、100円台なのはありがたい。
アルコール類はどうだ、俺は下戸で飲まないから、相場があまりわからないけど。
こちらは本日限定メニューって感じだ。
日付も入ってある。こういうのいいなぁ、毎日、旬の魚が変わるわけでしょ。
すばらしいじゃないの。
単品で頼むと高くつくだろうが、特選海都盛りだとか。
寿司ランチの盛り合わせを頼めば、少しお得に飲食できそうだ。
ちょい呑みセット、唐揚げまで出してるのか。
しかし、単品寿司も食べたいな。
まず、10貫で2760円と、そこまで安くないが。
地魚も楽しめる特選海都盛り、これを中心に、もし物足りなかったら単品で補おう。
黒板に、本日入荷した魚を紹介してくれている。
「ままかりの酢づけ」ってのを、食べてみるか。これも岡山っぽいぞ。
岡山県産の魚も食べられて嬉しいよ。
さて、特選海都盛りが来たぞ。
まずは右端、岡山県産の「にべ」だが。
これはどうも淡白で、いまいちだった。
すし松で食べたオニカサゴに似てるか？
左から2番目のサワラにも食感は似ているが。
鰆の方だが断然、優しい甘味が舌先に広がってうまかったな。
つまり"にべ"はな。
お菓子の「味ごのみ」で例えるとだな。
なんかグリーンピースを乾燥させた後、さらにフライにしてる感じの？
あんま美味しくないやつみたいな感じだね。
しかしまだ判断は性急すぎるか。
にべは岡山の魚、淡白ではあったが食べやすいので、別の店でも食べ歩いてみよう。
そして黒鯛は、皮だけを焼いて上に載せてくれるという、粋な仕事をしてくれてはいたが。
食べると大葉の風味が広がり、大葉に負けてる。
ムニュっとした食感は感じたが、味はほとんどないというか、大葉に負けてるんだ。
そして後味に鯛の淡白だが爽やかな風味は広がったが…うーん。
将太の寿司全国大会編でも、鯛の皮だけを焼いて食わせる料理があったが。
大葉に負けるぐらいでは、皮の存在意義はなかったな。
そしてサーモンいくらだが。
サーモンの脂がしたたっており、劣化している。
また、いくらの甘味を、サーモンの脂の味が邪魔をする。
いくらはシンプルに、海苔巻きにでもした方が美味いだろう。
茶碗蒸しで、小休止だ。
これは美味しい。
単品で頼んだ玉子もよかったね。
中トロも、キッツケがピンとしておらず、時間経過を感じる。
手前の液体はサーモンいくらのせ、から垂れた油だ。
中トロと大トロの中間ぐらいかな。
脂の乗り具合はちょうどいい、悪くないが。
味はというと、それなりに濃厚なトロの赤身のコクと脂の甘味が混じり合う美味さを感じた…。
だが後味に少し、臭みが広がった。
トロの脂が酸化しているんだろうな、タンパク質の変性が進んでいると思われる。
あら汁は、ブリか？
脂の乗った魚は美味かったが、惜しい。
ぬるかった、なぜちゃんと温めないのだろうか？
でも、美味しいネタもあって。
はまち、ホタテは大ぶりで。
臭みもなく、キレのある味わいだった。
ママカリの酢漬けも、淡白だが食べやすく、小休止にいい。
旨味が抜けたニシン…と、例えが悪いけどな。
余計な味付けをしていない、これはこれでいいでしょう。
そして長崎県産のしまあじ…これが一番、美味かった。
将太の寿司16巻の表現にもあるように。
（引用元：将太の寿司 16巻 [ 寺沢大介 ]p32）
「シコシコと弾む心地よい身の歯ざわり」を、感じる。
タイとハマチの中間のような、しかしタイの淡白さ、ハマチの脂っこさという、ネガティブな側面ではなく。
さっぱりした鯛の風味と、脂の乗ったハマチの旨味がちょうどいい塩梅で混じったような、そういう美味しさだ。
このシマアジでアジフライも食ってみたいな。
店内にアジフライのメニューも掲げられてたからね。
もう少し色々とネタをつまみたかったが、まあまあの値段がするので。
やめておいた。660円とか748円の皿とかもあるけどね。
さて、お会計だ。
楽天ペイは使えなかったので、paypayでお支払いだ。
こちらはレシート。
4356円…5000円以内には収まったか、ドカ食いするとすぐ5000円超えるよなぁ。
シマアジはもっと食べたかったかな。
ごちそうさまでした。
■海都 岡山駅前店
【住所】：〒700-0023 岡山県岡山市北区駅前町1-1-118-1
【営業時間】
11時～21時
海都 | 回転寿司のマリンポリス
＜採点＞
・一人でも入りやすい 度：10
カウンター席ある。
・ファミリーで入りやすい 度：5～7
食べログには利用シーンに「家族・子供と」が記載されてるけど。
テーブル席見当らず。また、お子様メニューも見当たらない。
通路は広めだけどね。店内の内観。
トイレ、綺麗だったよ。
次、岡山に来たら。
なんかサラリーマンが、路地裏に入っていって謎の町中華？みたいな店に入ろうとしたが、店内が満席なので諦めていた。
この店に、今度は自分も行ってみようかな。
こういう喫茶店の定食とか。
地下街でアピールされてた飲食店も、気になるね。
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＜最近アローン飯なびに追加したお店＞
「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」のメニュー情報を追加。
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— 令和の寅次郎 (@reiwatorajiro) August 5, 2024
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