新大阪駅にて。
晩ご飯を食べ損ねたので。
東京に戻る新幹線の中で何か食べよう、ということで。
弁当屋を探す。
この海苔弁、美味そうだ。
他には、何があるだろう。
PLUSTA、という売店だ。
穴子重か、食いたい。
えんがわ箱寿司、ってのがある。
ちょっと前にブームになった「えんがわ押し寿司」とは別物みたいだね。
東京駅で入手困難な駅弁!? 新潟発“えんがわ押し寿司”がSNSで話題に「売り上げ伸び率はベスト5に」|FNNプライムオンライン
よし、新幹線で食べるものは。
「京の鯖寿し」で、決まり。
丹後産米、を使用してるか。
支払方法は、色々対応してたね。
結構、いい値段したなぁ。
こちらは裏面、成分表。
京の加悦寿司、が製造。
オンラインショップもあるのかい。
京の加悦寿司オンラインショップ | 京都・丹後地域のおいしいお米の郷土料理をお届け
米をアピールしているようだ。
京都丹後・与謝野町より契約栽培米を使用したお寿司をお届けします。
よし、封を開けて、いただきます。
税込1680円、なかなかの金額。
まあ駅弁とかもそれぐらいするよな。
いざ実食、まずは鯖のみ。
白板昆布を使ってるか。サバを調理するのにはよくある手法だよな。
で、食ってみると、うん、まずまず。
シャリ、これはご飯をアピールしてるだけあって、甘くておいしい。
鯖のクセや臭みも、成分表にある調味液等のおかげか、ほとんどなくなっている。
ただ、すしいち3巻にもあったように。
当時 江戸前で獲れた赤貝は"閖上(ゆりあげ)"に匹敵するほど最上級に肉厚で
その鮮度 生命力からして現在のように生で握るのが至上のはずであった
「貝は三杯酢」……確かに寿司職人の思い込みが―――
赤貝独自の清涼感・生命感を損なわせてたのかもしれねえ……
(引用元:すしいち!(3) [ 小川悦司 ]p148)
これは赤貝の話ではあるが。
酢を使うことで、素材本来の味わいが後退するってのは、鯖でも起こり得る。
もちろん、酢を使えば、鯖の臭みやクセは抑えられて、食べやすくはなる。
そう、食べやすい…が、しかし、な。
調味料の味が強すぎるんだ。
鯖のクセとか野趣とか、鯖本来の脂身のうまさとか、抜けちまってる感があるな。
鯖と言えばな。
やっぱ、鯖の脂の美味しさを、もっと味わいたい。
秋葉原で夜も魚定食が食べられる貴重なお店!「炉ばた 石くら」でさば塩焼き定食と豚天を満喫&実食レビュー
で食った、鯖塩焼きのように。
酢を使うのではなく、火入れで鯖の臭みを飛ばす。
そっちの方が俺は好きだなぁ。
きららの仕事12巻でもね、鯖の脂の美味しさをフォーカスしてたよな。
しかし不思議ですこんなに脂が乗っているのに少しもしつこく感じさせません!!
それはほのかについた昆布の香りがサバ独特の匂いとクセを打ち消しておるからじゃろう
(引用元::江戸前鮨職人 きららの仕事 12 [ 早川光 ])
まあ、駅弁向けの冷たい鯖だからよ、脂が乗ってると逆に、気持ち悪い味わいになるリスクも上がる。
脂は冷えるとまずいからな、前も話したけど。
なので総評として、まあ悪くはないが。
物足りなさを感じたのは事実だ。
同じメーカーで焼き鯖、もあったからね。
それを今度は買って、新幹線の車内で食うかね。
さて、鯖寿しだけでなく。
大阪とか西日本でしか発売されてない、カールも買って、食べたんだ。
新幹線の車内ではお腹いっぱいになったから、別の日だけどね。
だしの旨み香る!カールうすあじ、ね。
裏面の説明。
1968年(昭和43年)に日本初のスナックとして誕生したカールは、発売以来ずっとノンフライ製法。油で揚げていないので、サクサクか~るく、後引くおいしさ!
とな。四国明治で作ってるんだね。
ノンフライだから、カロリーも低めだね。
で、食べてみると…。
あれ、なんか、昔より味が落ちたか?
口内に菓子の残骸がへばりついて、不快だ。
ダシの風味もそんなに感じない。
もっとエアリーで、コクがあった気がするんだが。
ノンフライだからだろうか?
これなら、コーンポタージュとか、ポリンキーの方が美味しいね。
1袋、食べきれない…。
やめられない、止まらない、程の美味さじゃなかったな。
うーん、俺のコンディションなのだろうか、たまたま外れロットだったか?
もう1回ぐらい食ってみよかな。
もしくは、次はこれも食いたい。
大阪名物で有名なこのお土産もね。
【アローン飯なび更新中!地図からおひとり様でも行きやすいグルメ情報が検索できます】
<最近追加した記事>
名古屋市名東区「吉寿司」のレビューを追加。
人生最高レストランで佐野優斗が出てて、そこで紹介した店が。たまたま、名古屋住んでた時に、平針の愛知県警察運転免許試験場の帰りに行った店だった。穴子寿司めっちゃ、美味かった。移転したみたい、また食べたい / “人生最高レストランで佐野優斗も絶賛!「吉寿司」の…” https://t.co/Gl84YhK0V6
— 令和の寅次郎 (@reiwatorajiro) May 8, 2025
ブログランキングも参加中です。