サンホテル岐阜で泊まった日の翌日。
iine-y.com金曜日で、「12時チェックアウトの二度寝プラン」にしていて、ちょうどお昼時だったので。
名古屋ではなくて岐阜だけど、東海地方といえば…味噌カツ！
食べたいなぁと思って、調べると。
「みそかつ三和」というお店があることを知る。
しかし岐阜駅とは反対方向で。
天気も雨だったので。
「もっと近場はないかなぁ」と思って調べると。
「とんかつの店ふくべ」というお店を見つけた。
しかも駅に近い側にある。
さっそく向かう。
すぐに到着。駐車場もあった気がする。
外観はおしゃれで、建物はコンクリート打ちっぱなしのようだ。
しかし入店すると、大将とおばちゃんの二人三脚で経営しているような老舗感。
モダンな建物とは裏腹の老舗のオーラが漂う。
壁に貼られたメニューからも歴史の深さを感じる。
「これは期待できるぞ」と思い。
メニューを見て考える。
ランチもあるけど。
「大とんかつ定食」に決めた。
しかし大とんかつは味噌かつに出来るのだろうか…それを尋ねると、やってくれるとのこと。
追加料金払ったかは忘れたけどね。
む、壁のメニューに「茄子唐みそ」と「おでん」もあるようだ。
これも頼もう。おでんは大根と卵を選択だ。
そして待つこと10分前後。
やってきたぞ！
素晴らしい、味噌の照り！
黒光りする味噌とトンカツを一緒に頬張る。
美味い！
味噌の甘味と豚肉の組み合わせ、いいじゃない。
しかし半分ぐらい食べた後、少し飽きてきた。
「やっぱり半分ぐらいは塩とかで食べたかったかも…」みたいな。
また、大将の腕が良すぎるんだろう、豚肉のスジがほとんど無くなっていたように思える。
名古屋駅のエスカ地下街にある味噌かつ屋「双葉」も、とんかつの筋がほとんどないが。
このように「筋切りをしすぎた肉」というのは、どこか味が加工品のような感じとなる。
肉は確かに柔らかいが…。
とんかつの肉は、ほどよい筋肉だとか噛みごたえ、弾力や脂のノリなど、パーツ毎に食感などに若干のムラがあり、そのムラを楽しむ味わいもあるだろう。
豚肉の自然な状態を尊重した調理の方が、肉の旨味や肉汁等をしっかりと味わえるケースもある。
そのため、ここの味噌カツは美味いといえば美味いが。
下処理をしすぎてるのだろうか、どの場所を食べても、肉の食感や味がかなり均一化されているように感じた。
それはプロがなせる技ではある。ただ、脂がしっかり乗った、豚肉の旨味を味わうとんかつとは一線を画しているとも思われる。
そのため、好みが分かれるとんかつだろう。
そういえば話が逸れるが、2023年の4月4日火曜日放送の「マツコの知らない世界」で、東池袋のハンバーガー店「No.18」が紹介されていた。マツコは「脂っぽくないね」と褒めていた。どうやらナンバージュウハチのハンバーガーは、牛肉の筋や脂を手作業で取り除いているらしい。上質な牛肩ロースの赤身のみの状態からパティを形成して焼いているとのこと。
豚の筋は、なくなることで脂の甘味や旨味等が失われる気がするが。
牛肉の場合は大丈夫だろうか、今度行って食べてみよう。
で、話をふくべに戻そう。
茄子の唐みそ、これも美味い。
ご飯が合うね。この茄子がおかずでもご飯いける。
おでんは、とんかつや茄子と違ってさっぱりしてる、だけどコクがある。
ほろほろの大根、染みるね～。
丁寧な仕込みが窺える。
店内は打ちっぱなしの建物なので、冬だとちょっと寒いかもだけど。
味噌カツを食うならありだね。
次はヒレカツの味噌かつを食べてみようかな。
＜採点＞
■とんかつの店 ふくべ
【住所】：岐阜県岐阜市高砂町2-3-2
一人でも入りやすい度：10
（カウンター席充実）
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