人生で、何回でも食べたくなるカレーってのは、そうそう出会えるものじゃない。
挙げるとすれば、大阪で出会ったインデアンカレーは、その1つだ。
甘いのに、辛い、甘さのあとに辛さが…不思議な感じだった。
そして、漫画「包丁人味平」でも描かれていたように、カレーが美味いと「水も美味い」んだ。
水こそ カレーの辛さをけし
しかもカレーのうまみをこわさない薬味なんだ
いいかい ほんとうにうまいカレーってのは…
水をのんだとたん カレーの辛さがさっときえ
しかもカレーのうまさだけが舌にのこっている …… そんなカレーなんだ
(引用元:包丁人味平 〈19巻〉 カレー戦争6 [ 牛次郎[原作] ]p124)
そして、新宿のモンスナックも、カレーも水も美味い。
紀伊国屋書店の地下から、新宿野村ビル内に移転したんだ。
移転後初めて、行ってみた。
同じく大江戸線の、新宿西口駅からでも近いけどね。
こちらはメニュー。
よし、カツカレーにしようかな。
10分も経たないうちに来た。
相変わらず美味い。
正直、モンスナックのカレーを食べるまでは、自分はトロトロカレー原理主義者だった。
「濃くてトロトロのカレーこそが、具材がしっかり溶け込んで美味いカレーなんだ」と、凝り固まった思想を持っていた。
だが、その考えを打ち砕いたのが、モンスナックのカレーだ。
自分にとってのコペルニクス的転回カレーだといっていい。
「なんでこんな、シャバシャバなのに、しっかりとした甘味と辛味がくるんだろうか…そして水っぽくない…!」
インデアンカレーと似ている部分はある。
それは両者とも、甘味と辛味を兼ね備えたカレーだ。
若干、モンスナックの方が、甘味と辛味のコントラストは小さい気はする。
どちらかというと、モンスナックは、自分が「日本蕎麦 一成 石岡店」で食べたカツ丼のように。
solomeshi.net甘味と塩味と苦味と酸味と旨味の五大要素が、全部ぶつかって、最終的にまとまったような味っていうか。
味の奥行きがある感じだ。
だから何回食べても飽きない。
シャバシャバしているのに美味いのは、温度にもある。
ルーはしっかりと熱く、米はしっかりと温かい。
ルーは熱いが、米は冷えてる店とかもあるからな。
そしてトッピングのトンカツ、これもいい。
以前、道の駅で自分が食べたわらじカツのように。
b.hatena.ne.jp肉の筋が嚙み切りにくい等といったこともなく。
カレーのルーが肉に染み込み、いい相乗効果を生んでいる。
カツカレー嫌いの林修先生も、ここのカツカレーなら納得するだろう。
唐揚げもトッピングしたけど、いい具合だった。
主役のルーと米の引き立て役になっている。
ポークも大きめで、しっかりに煮込まれてホロホロで、美味いのよ。
東の横綱はモンスナック、西の横綱はインデアンカレーかもね。
いやもちろん、瞬間最大風速で、もっと美味いカレー屋はあるかもしれない。
だけどアベレージっていうか、中毒性っていうか。
飽きずにずっと食べたいカレーという点で、やはりモンスナックは筆頭に挙がるね。
また、新宿野村ビルには、色々と美味そうなお店があることもわかった。
ビストロ ローブン、ロールキャベツが美味そうだ。
また行きたいな。
<採点>
■モンスナック
【住所】:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目26−2 新宿野村ビル B1
<採点>
一人でも入りやすい 度:10
(カウンター席充実)
ファミリーで入りやすい 度:5~9
(カウンター席だけだったような、でも早く食べてといった威圧的な雰囲気はなく落ち着く)
【アローン飯なび更新中!地図からおひとり様でも行きやすいグルメ情報が検索できます】
<最近アローン飯なびに追加したお店>
兄弟チキン(ヒョンジェチキン)でフライドチキンと #ヤンニョムチキン 食べた。骨ありチキンは値段が高い。次は骨あり食べたいな。 #豊島園グルメ #豊島園駅グルメ #豊島園駅韓国料理 #豊島園韓国料理 #練馬韓国料理 / “豊島園駅で韓国料理を食べたい!兄弟チキン(ヒ…” https://t.co/kksE3LZgZJ
— 令和の寅次郎 (@reiwatorajiro) June 6, 2023
ブログランキングも参加中です。