ソロ活おっさんのアローン飯なび

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本当に美味いガパオライスに出会える!曳舟駅東口すぐ「ルアン・ナルモン九龍」のガパオガイは異次元の旨さ

東武スカイツリーライン東武伊勢崎線)と、東武亀戸線が、交差する曳舟駅
その東口を出てすぐにある「ルアン・ナルモン九龍」。

「ガパオライスでも食べるか~」と思って、軽い気持ちで入ったんだけどね。

その軽い気持ちが、感動に変わった、その日は。

まずメニューを拝見。

本日のおすすめ、空心菜炒めか。
営業時間も書いてる。17時~2時、すごい。深夜営業もやるんだね。
逆にランチはないのかー。

カオマンガイとガパオガイ 、どっちにするか…。

ガパオガイ 930円
ご飯の上に鶏挽肉と目玉焼き。バジルの香りたっぷり。卵と少しずつ崩してお召し上がりください。

もちろん、ガパオガイだ。
ガパオライスの気分だったから。

と、肉料理も充実してる。

ムーヤンナムトック 850円
味付けはシンプルにたタイの醤油。じっくりとグリルするので少しお時間をいただきますが、お酒のつまみにバッチリなタイ風ポークグリル!

ガイヤーンも気になるけど、
ムーヤンナムトックってのは、聞いたことがない。
よし、ムーヤンナムトックの方にしよう。

ドリンクは無しでいいか。

生パインジュース、ちょっと気になるけど。

待つこと10分前後だったかな。
まずはガパオガイ…が来たぞ。

一口食べた…え…?

衝撃的だった…う、うますぎる!
なんだこのガパオライスは!?

甘味、辛味、酸味、塩味、苦味…の、角がない。
全ての味がある…だけど、完全に調和しているガパオライス。

東京駅で食べた「マンゴツリーキッチン”ガパオ”」とは全然違う。
あそこの店のポークのガパオライスは、まあまあ旨いが辛味の角が強くてそれがかなり来る感じで、食べていると汗も出てきた。

一方、ルアン・ナルモンのガパオライスは。
辛味が主張する感じでもないし、逆に、塩辛いだとか、甘いだとかも、あまりなくて。

うまい、しか言えない…。

この経験、ちょっと前にあったな。
茨城県石岡市「一成」で食べたカツ丼だ。

solomeshi.net強いていうならば、甘味と塩味と苦味と酸味と旨味の五大要素が、全部ぶつかって、最終的にまとまったような味。だから甘くもないし、しょっぱくもない。本当にニュートラルに美味しさだけが舌に来るような。だからカツ丼だけど、メインがダシの気がする。

これが本当のガパオライスだったんだ。

料理をする女将はタイ人らしいので、おそらく本場のタイのガパオライスだろうか、辛味一辺倒ではなかったんだ。

漫画「華麗なる食卓」6巻で。
「東南アジアの料理にはおよそ間違いなく塩辛や魚醤、蝦醤で旨味をつける…」とあった。

魚醤は、小魚を発酵させたその上澄みで、東南アジア大陸部で日本の醤油のように用いられるもので。
蝦醤は、アミのような小蝦(こえび)を発酵させたペースト。塩味づけにしたりダシの役割。マレー語でプラチャン。

(引用元:華麗なる食卓 6 [ ふなつ一輝 ]p196)

そういった多種多様な調味料も使われているのだろうか?

でないとこんな、複雑で味に深みのあるガパオライスが出来上がるとも思えない。
大満足の味だ。

そして、ムーヤンナムトック。

これもうまい!
しっとりした豚肉、固さなく、ほどよい歯ごたえ、噛めば広がる肉の旨味。
味付けをあまりせずに肉だけ食べてもしっかり旨味を感じる。

もしかして、ポー・サレ(プティ・サレ)をしているのかもしれない。
ラーメン発見伝とか華麗なる食卓でも紹介されてたやつだ。

この豚肉から余分な塩を落とし、鶏ガラ、トンコツ、野菜などを煮込んだスープに入れると……
浸透圧の関係でスープと豚肉の間に中和作用が生じます。

スープには豚肉の旨味が流れ込みますが、塩漬けで水分を失っている豚肉にはスープの旨味もしみ込むので、肉自体の旨味が全部流れ出てしまうことはない。


(引用元:ラーメン発見伝(2)[ 久部緑郎 ]

 

Petit Sale… 豚肉の塩漬けだ…
肉に塩をまぶし熟成させる事で余分な水分を取り
旨味だけを肉に凝縮させる事ができる

煮込み料理に使えば肉はしっとり柔らかく煮上がり
その肉の旨味と塩気で実に旨いスープができるんだ…

(引用元:華麗なる食卓 6 [ ふなつ一輝 ]p126)

豚肉を塩漬けして豚の水分を逃がす。
青菜に塩、の原理で、塩側に水分がいく。

www.shiojigyo.com浸透圧ってなに?

濃い塩水と水を半透膜によって隔てると、水は半透膜を通過して塩水側に移動しようとします。この時の水が移動しようとする力に相当する圧力を浸透圧といいます。

 

www.hotpepper.jp肉が硬く感じる=水分が出て筋が縮むということ。塩水に漬けることによって肉の細胞組織が締まるので、肉を加熱して55度を超え、水分が外に出てきそうになった時に、細胞間の隙間が細くなっているぶん、水分が逃げづらくなります。

みたいな話。
ちょっと難しいけど、「酢じめ」とも似ているかもしれない。

(引用元:将太の寿司(1)[ 寺沢大介 ]p130)

秋が旬のコハダに、下処理の後にふり塩をして、浸透圧によって魚の水分を外に追い出して。
その後に、清酢を魚に染み込ませる…ポー・サレに似てるよね。

肉を柔らかくして、味を染み込みやすくなるんだろうね。
また、

福岡で注目の魚介ラーメン店3選|博多のラーメン文化は「豚骨」だけじゃない。 | 3ページ目 (3ページ中) | フクリパ

fukuoka-leapup.jp長崎・卓袱料理で知られる、角煮まんの具で使う肉のような、ずっしりとしていて柔らかくトロトロの豚バラ肉は、箸で持ち上げていると今にも崩れそう。フランス料理の「ポー・サレ」(塩漬けした後で煮込む)手法を応用したものだそうです。肉から出る塩味が、塩分が少ないスープとうまく調和していました。

にも、その原理を利用したラーメンが紹介されてたなぁ。

話を戻すと、とにかく、ムーヤンナムトックも美味しかった。
で、会計は税込1780円。

ここはもう1回行きたい。
二品とも美味かったから。

次はタイチャーハンとか。

プーポッパンカリー、いわばこの店でいうエビポッパンカリーを食べたいな。

なぜかお花を紹介してた。

クリトリア(チョウマメ)とは

クリトリアは東南アジア-インドに約30種が分布するつる性の植物で、その中でも栽培されているのはクリトリア・テルメテアとその園芸品種です。和名をチョウマメ(蝶豆)と言い、日本には江戸時代末に入ってきました。
本来は毎年花をさかせる多年草ですが、冬までに寒さで枯れてしまうことがあり、一年草として扱うことが多いです。春にタネをまくと夏~秋まで花を楽しむことができます。暑さには非常に強く、炎天下でも花を咲かせます。つるが長く伸びるので支柱やネットに絡ませて栽培します。大きいほうの花びらを旗弁(きべん)、小さなほうは竜骨弁と呼ばれ、クリトリアの名前は竜骨弁の形に由来します。
だ円形の小さな葉を羽状に付けます。花色は鮮やかなブルーで径3cm前後、葉の付け根ごとに1-3コ咲かせます。代表的な園芸品種に八重咲き濃青色の「ブレナ」があります。また、白みや赤みがかったオレンジ色、ピンクの色の花を咲かせる変種も知られます。花後に長さ10cm前後のインゲン豆に似た扁平な莢(果実)が付き、若くてやわらかいものは食用になります。

もしかして…この花を使った料理があったりして?

■ルアン・ナルモン 九龍
【住所】:〒131-0032 東京都墨田区東向島2丁目30−11
<採点>
一人でも入りやすい度:10
(カウンター席は無かった気がするけど、そんなにガヤガヤしておらず、一人でも落ち着けた)
ファミリーで入りやすい度:4~6
(お子さまメニューとかはないけれど、落ち着く店内)

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