ソロ活おっさんのアローン飯なび

結婚できない男の楽しみは「食」のみ!一人でも入りやすい飲食店情報をお届けします。

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東京駅から佐野ラーメンを食べにマロニエ号に乗車!佐野駅南口から徒歩で行ける「赤見屋本店」が美味すぎた

佐野ラーメンを食べに、栃木県佐野市にプチ旅行した。
東京駅やバスタ新宿から、マロニエ号(マロニエ新宿号、マロニエ東京号)で、佐野プレミアムアウトレットや、佐野新都市バスターミナルには高速バスが出ている。

http://www.jrbuskanto.co.jp/e1_4/pdf/e1_4.pdf


佐野新都市バスターミナルに着くと、路線バスは充実してる。

佐野市生活路線バス「さーのって号」の路線

bus-routes.net

にも載っている植下高萩線に乗って、佐野駅に戻り。

徒歩で向かった佐野ラーメンのお店は「青竹手打 赤見屋本店」。

お店に入店し、テーブル席に座る。
ちょうど昼ぐらいだったかな、行列とかには並ばずには済んだけど、店内はほぼ満席状態だった。

メニューを拝見。

ベタに中華そばか…もつ煮ラーメンとか生姜ラーメンも気になるけど。
あ、チャーシューメンがあるな、これにしようかな。
餃子もつけよう。

親子丼、かつ丼やかつ煮、うーん、惹かれるが、そこまで腹は減ってなかった。

待ってる間、店内に雑誌を見かけた。

栃木旅倶楽部 まるわかり観光ガイドvol.5|観光・レジャーガイド|下野新聞 SOON(スーン)

www.shimotsuke.co.jp

という雑誌だ。


この雑誌によると、赤見屋本店は佐野ラーメンの元祖らしい。

いいねー!
雑誌では佐野を抜け、桐生に旅してる。
ベーカリーカフェレンガや。

www.kiryu-renga.jp

バーの猫又屋、とか。

hirohitoarai.jp国宝の鑁阿寺(ばんなじ)、が紹介されていた。

www.ashikaga-bannaji.org

他にも、栃木の旅情報が色々と載っていた。
馬車道ソースかつ丼、はとやの焼きそば。

好古壱番館や、とみやのじゃがいも入り焼きそば。

食べに行きたいなぁ。

そんで「ほたるの里 梵天の湯」で体を癒したい。

1泊して次の日は釜屋って店で鰻を食べたり。

餃子の一心、ここも気になるな―。

そんな感じで雑誌を読んでると。
来たぞ、チャーシューメン!

綺麗なスープだ。
スープをまず飲むと、体に染み渡る優しい味だ。
醤油の角もなく、塩辛くもなく、全部飲めるスープ…鶏ガラだろうか?

雑誌にはどう書いてる?

赤見屋本店
 「中華そばをください」と頼むと、「すぐにできるよ」とのこと。大鍋に入れた麺が茹で上がる時間を計ってみると、なんとたったの15秒。超・細打ちなのだ。
 この麺が、透きとおったスープによくからむ。主人自らが竹林に赴いて切り落とした青竹を使い、手でじっくりのばしていく。だから麺の細さがばらばらだ。じつはそれがうまさの秘密。のど越しがよいばかりでなく、歯ごたえや舌触りに飽きることがなく、最後まで楽しみながら食べ終えた。聞けば麺の量は一般のお店より多めで、1人前あたり180グラムから190グラムも使っているとか。それなのにあっというまに食べられる。つまりうまいのである。
 ・・・

スープの情報はなかった。
でもネットで見つけた。

sanoramenkai.jp

おすすめはラーメン。鶏ガラ・豚ガラ・香味野菜をベースに、濃い口の醤油で味を整えた、昔懐かしい味わいが魅力。器から溢れんばかりに注がれたスープには、一杯のラーメンで食べた方のおなかをいっぱいにしたいという先代の願いとこだわりが詰まっています。

豚ガラと野菜か、だから豚のきつい感じや臭みも出ずに、旨味だけがしっかり出てるんだろうな。

麺と一緒に、ずるずる~!

あ・・・うまい、うますぎる!

もっちもちした麺、コシもしっかり、小麦の風味もある!

ミスター味っ子2巻にも出てきた、青竹手打ちを行っているらしい。

竹の中でも一番太いといわれる孟宗竹(もうそうちく)…
その中でもすごく太い奴だ

なるほど・・・・これで練られればメンの腰(こし)も十分出るだろうね・・!


(引用元:ミスター味っ子(2)[ 寺沢大介 ]p6)

竹を使って麺生地を鍛えて、麺のコシ、強力なグルテンを形成できるんだろうね。
もちろん、別に竹を使おうが製麺機を使おうが、どちらでもいいんだけど。


だが、なぜだ?
おそらくこのモチモチ感は、多加水麺だろうし。
ラーメン発見伝4巻でも、佐野ラーメンは麺の加水率が高いと紹介されていた。

 

それに対して加水率40%以上のいわゆる多加水麺の代表は「喜多方ラーメン」や「佐野ラーメン」。

こちらは、うどんばりのツルツル、モチモチした心地よい食感とスッキリした味わいが魅力なんだ。


(引用元:ラーメン発見伝(4)[ 久部緑郎 ]p27)

加水率が高い麺は確かにもちもち感があり美味しいが、しかし、スープを吸収しにくいというデメリットもあるはず。

しかしそのデメリットを微塵も感じさせない、スープなじみの良さ…すばらしい!
そのスープなじみの良さの理由はおそらく、この不揃いな麺の形状にある。

これは一種の龍鱗麺だろう。
龍鱗麺の説明については、この記事に詳しく書いてるからね。

solomeshi.net

赤見屋本店のこの、麺のちぢれ、うねり、不規則さが、スープとの一体感を生んだのではないだろうか?

アンバランスな麺の形状だからこそ実現できるスープとのハーモニーだ。
このラーメンに匹敵する店は、そう滅多に見つけることはできないだろうね。

餃子も美味い。

野菜の旨味がしっかりある、さすが栃木県だ。

佐野に引っ越ししたくなる美味さだな…。

また別の佐野ラーメンも食べ歩きしたくなった。

帰り道に見かけた「おいしん坊ハウス 仲」の名古屋コーチン焼き鳥も気になるね。

■赤見屋本店
【住所】:〒327-0845 栃木県佐野市久保町214
【営業期間】:短い。手打ちだからだろうか、11時30分~麺切れ次第終了らしい。

www.tochinavi.net

<採点>
・一人でも入りやすい 度:10
・ファミリーで入りやすい 度:10
(佐野ラーメン会のページに「お子様連れ歓迎」のマークあり)

sanoramenkai.jp
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solomeshi.net


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