7月、東府中駅にて。
すももまつりの時期みたいだ。
すももまつりとからす団扇の由緒
この祭は、1000年ほど前の「前九年の役」で源頼義・義家父子が奥州安部氏平定の後、当社に戦勝報告のため参拝し、神前に「栗飯」と「すもも」を供えたので「すももまつり」と言われるようになりました。
からす団扇は、神代の昔、御歳神様が虫害や、災難を除く方法をいろいろ教えられたうちに「からす扇を以て、扇げ」と教えられた故事に基づいて、当神社では、からす団扇と扇子を奉製し頒布しております。
駅を出て、昼ごはん。
スンガリー飯店、にしようかな。
有名な町中華らしいけど。
とりの唐揚げ、か。
町中華ってほど安い値段でもなかった。
自分の所得的に厳しいので、一旦この店はスルーだな。
ホテルのマロウドイン東京、の中に中華料理屋「摩亜魯王洞」も入ってるみたいだが。
用事があったので出遅れてしまって、14時30分ぐらいになってしまった。
ランチはどこも終わりかけ…。
東府中駅の北口をウロウロしたあと、おっ?
まだ営業しているオシャレなカフェがあるぞ。
「あんバター&バル Bon mou」というお店らしい。
アクセスする行き方は、京王線(新宿から八王子に向かう京王本線、本線と呼ばず京王線と言うみたい)の東府中駅の北口直結よ。
京王リトナード東府中、の一覧には見当たらなかったけど。
京王リトナード東府中 公式サイト | 京王えきSHOPガイド
この駅ビルの1階沿いにあった。
よーし、カフェランチしようかな。
メニューを拝見。
といってもシンプルだね。
「Bonmou Plate」を注文だ。
ドリンクは無しでいいかな。
さて、席に座りまったり。
店内も、女性店員さんの雰囲気も、いい。
落ち着く感じだ。
新座とかと違ってDQNがいない感じ。
さすが京王線だ。
いや、京王線でも八王子とかいけばあれかもな…まあいいや。
さて来たぞ、プレートランチ。
お手拭きもあるのがいいね。
まずはスープ…うまい、冷製スープだ!
ヴィシソワーズってやつか、ミスター味っ子12巻にも出てきたやつだ。
だったらオレはじゃがいもの冷たいスープ
ヴィシソワーズスープで勝負だ!!
じゃがいもをミキサーでつぶしてブイヨンでじっくり煮込む
それに牛乳 生クリーム 塩 こしょうを加え味を整えるんだ
(引用元:ミスター味っ子(12)[ 寺沢大介 ]p71)
夏だったからいいね。
その下にある、鶏肉とアンチョビとオリーブのマリネみたいなのもうまいな。
どんな調味液に浸しているかは謎だが、酸味は抑えられていて、アンチョビの臭みやオリーブのクセもほとんど感じない。
小鉢では足らんぞ!もっとくれ~い!
って気分になる美味しさだね。
キッシュも美味しいが。
出来立て感はないか。
最近、東急池上線の長原駅のBLANCHE(ブランチェ)って店で、キッシュ食べたが。
美味かったな…出来立て感があった、温かった。
いや、もちろんこの東府中の店のキッシュも美味いけどね。
そして…タルト生地にシチューを入れたものか。
これも、うんまい。
あんこを付けて食べるバケットも、まずまずだ。
スープを付けてもいいな。
牛タン入りメンチも美味しいが。
揚げたてのサクサク感はないか。
でも肉のコクはしっかりして、いいぞ。
なんかデザートがてら、もう少し食べようかな。
再度、メニューを拝見。
あんバターサンド も食べたくなったな。
そもそも、この店の看板メニューらしいし。
Top | あんバターバル Bon mou / 東府中駅 / スイーツ、パン【公式】
クロワッサン、白パン、コッペパン…どれにするか…やはりクロワッサン!だね。
さて、やってきたぞ。
パクりと、一口だ。
うーん、俺はな…クロワッサンは、うるさいんだよ。
まず食感として、サクサク感が足りず、ムニュっとした感じがある。
だがそれは時間経過によるものだけとも言い切れない。
練馬区の「わだぱん」という店のクロワッサンは、冷めてもいてもサクサク感があった。
クロワッサンのサクサク感で重要なのは、まず、生地を折り込む層数よ。
クロワッサンの世界 ~食感と香りがもたらす幸福感
の説明にあるように、3つ折り×3回の27層は、サクサク感とホロホロ感があるらしい。
4つ折り×2回の16層は、ザクザク感と濃厚な油脂間、があるとのこと。
そう、つまりサクサク感を出すには、層数が大事だ。
と、個人的な好みの話になってるが。
やはりクロワッサンはサクサクしてる方が美味い気がする。
あんこを乗せるんだから、なおさら。
油脂感よりも、エアリーでクリスピーなサクサク感を強調して、クロワッサンを軽い味に仕上げた方が、味の強いあんこをより引き立てるはずだ。
油脂感の重さとあんこの重さも、喧嘩しなくて済む。
しかしなぜ、サクサク感を維持するのが難しいのか。
焼きたて!!ジャぱん22巻には、その理由となるような話があった。
タルトの場合、果物やクリームを乗せて焼いてしまうと、その水分がせっかくのサクサクとした生地部分をベショベショにしてしまうという欠点もあるからな。
(引用元:焼きたて!!ジャぱん(22)[ 橋口たかし ]p176)
クロワッサンではなくタルトの話だったが。
生地の上に果物やクリームを乗せると、水分によって生地がベショベショになるとのこと。
このクロワッサンのサンドも、あんこゆえか?
ベショベショではないが、何かしらの水分や油分によって、サクサク感が失われているのは確かだ。
ムニュ、っとした食感。
まるで、コメダ珈琲のシロノワールのような。
シロノワールも、店によってサクサク感が強い場合と弱い場合、美味しい時と、美味しくない時がある。
アイスの水分で失われるサクサク感もあるだろうが。
焼き上げの前に、生地のガス抜きが雑なのか?
パン生地のガス抜きって?効果、やり方、コツを解説|製菓とパンのおしごと
ガス抜きとは、パンの生地からガスを抜く作業のことです。
パン作りの過程で、生地をこねた後に必ず発酵させますが、このときイースト(酵母)の働きによって炭酸ガスが発生します。
パン生地の中に発生した炭酸ガスを外に出すために必要なのが、ガス抜きです。
ガス抜きによって、パン生地内の大きな気泡をつぶして小さくすることで、キメが細かいパンに仕上がります。
空気の気泡が生地全体に広がらず、膨らみが弱いと感じるシロノワールもある。
また、使用する小麦粉、タンパク質の量も仕上がりに関わってるだろうな。
高たんぱくだとグルテンが形成され、クロワッサンにおいても、サクサク感とともにもちっとした弾力があるものもある。
個人的にはグルテン豊富で、もちもちしたパンが好きだけどね。
そういえば、ジャックインザドーナツって店のドーナツは、全然もちもちしてなかったな。
ドーナツは中力粉か、強力粉は使ってないのだろうか?
ケーキ生地とバームクーヘンの中間のような軽い食感、だけど甘味やコクやモチモチ感も乏しく、あんまりだったなぁ。
閑話休題。
プレートランチは満足だが、あんバターサンドのクロワッサンは、もっとサクサク感を出して欲しいと思ったね。
白パンやコッペパンの方が合うのかもしれない。
できれば2度焼き、リベイクでもしてほしいところか。
パンが膨らむメカニズム|パン作りの基礎|よし亭
暖かい場所で、ラップをかけて空気を遮断することでイーストがエネルギー活動を始めます。
という話があるように。
冷めたパンももう1回ぐらい温めれば、イーストが発酵してサクッとした食感を取り戻せるかもだ。
サクサクで熱々のクロワッサンと、あんこの組合わせ…それをやってほしいね。
まあこういう批判が出るってのは、いいことだよな。
呪術廻戦の廻廻奇譚にもあるように。
「怨親平等に没個性」ってね。
怨んだ相手、親しんだ相手、平等に扱うっていうね。
そういう曖昧な態度が、没個性の事態を招くんじゃないの~?ってね。(たぶん漫画の内容とは誤った解釈だろうけど…)
だからガツンと言わせてもらったよ。
没個性になるぐらいだったら、このあんバターサンドという、ちょっと奇異な食い物をだ。
もっとブラッシュアップしてくれることを期待したい。
■あんバターバル Bon mou
【住所】:〒183-0015 東京都府中市清水が丘1丁目8−3 京王リトナード 東府中1F
【営業時間】:11:00~21:00
こちらはレシート。
<採点>
・一人でも入りやすい度:10
(カウンター席あり)
・ファミリーで入りやすい度:6~8
(ママさんっぽいお客さんいたけど…店内そこまで広い感じはなかったかな)
店内の内観、カウンター席。
テーブル席はなかったかなぁ、忘れた。
お洒落な鏡も。
おまけ、東府中を散策。
途中下車、スナックかな。
蕎麦屋さん。
うどん屋もある。
今度行こうかな。
天ぷらとかあるし。
またこの町に来るかー。
【アローン飯なび更新中!地図からおひとり様でも行きやすいグルメ情報が検索できます】
<最近アローン飯なびに追加したお店>
「果実園リーベル」の口コミを追加。
フルーツ以外にも、牛100%の自家製ハンバーグとか、若鶏のソテーもある。ピッツァは土日限定らしい。#果実園リーベル #新越谷VARIE #新越谷ヴァリエ #フルーツジュース #バナナジュース #南越谷カフェ #新越谷カフェ / “果実園リーベルのメニューを全紹介!(新越谷店) -…” https://t.co/WLUs4DB51G
— 令和の寅次郎 (@reiwatorajiro) May 9, 2024
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