池袋駅西口にて。
GHIOTTONE（ギオットーネ）、というイタリアンレストランに行ってきた。
40年愛され続けるワケがある
とな。すごい老舗なんだね。
ネオンがいい感じの看板だ。
アクセスする行き方は、池袋駅の西側、副都心線の改札がある地下街を越えて、1b出口を出て徒歩すぐという感じかね。
ランチメニューを拝見だ。
まずはアルコール、ドリンクメニューだ。
イタリアの生ビール、飲んでみたい！
イタリア 生ビール "ペローニ"
イタリアを代表するプレミアムビール。フレッシュな柑橘類の香りと心地よいホップの苦み、キレのある味わいと心地よい後味
まあ、残念ながら俺は下戸ゆえにね…ノンアルコールを所望する。
ふむ、ランチメニューがあった。
スパゲティとサラダ、1200円。
これにランチドリンクを付けてもいいか、いや水でいいか、どうしよう。
本日のランチドルチェ、も気になるが、金が無いのでやめておこう。
パスタはどうする…おっ、「オルトナーラ」ってのは、聞いたことあるな。
板橋のパン屋で、ホットドッグオルトラーナってのを、配達してる際中に食べたぞ。美味かったなぁ。
うーん、でも「白魚とケッパーのトマトソース」というのが美味そうだ。
「イタリアでもよく食べられるビアンケッティ（白魚）とケッパーが絶妙なトマトソース」と記載があるが、味の想像がつかないので気になる。
そもそもケッパーとは何か？
イタリア食材「ケッパー」って？①＜美味しいイタリアンは丸の内エリア・rece＞ | rece
rece-nihombashi.comケッパーとは
フクチョウボク科の半蔓状の低い木のこと。
ケッパーの木のつぼみを
塩漬けや酢漬けにした食材が
イタリアンで食べられています。
ふーん、木のつぼみか、面白いね。
よし、これにするか。
プラス150円で大盛にしよう。
で、ランチでもアラカルトメニューを頼める。
若鶏の煮込みローマ風…今度、食ってみたいな。
こちらはピッツァメニュー。
薄切り米茄子のピッツァ、ミラノで一番人気とな。
これも気になるが、今日はパスタだけにしよう、大盛にしたし。
ドリンクはやっぱりいらないね。
さて、待つこと…なんだろう、水が来ないな。
敢えて俺は言わなかった。
いつか持ってきてくれるんじゃないかと。
サラダは来たんだけど。
水は…全く、持ってこない。
13時過ぎで、2人の店員は、そんなにめちゃくちゃ忙しい感じでもない。
イタリア人っぽい客には、ワインを持っていってね。
なんだよ、ドリンク頼めってかい？ランチだぜ…。
頼んでない客もいるはずよ。
隣の隣の席の老夫婦は、水を飲んでる。
いつ水持ってきてくれるのよ。
白魚とケッパーのトマトソースのパスタも来たぞ。
それでも、持ってこないから。
男性店員に言う。
「すいません、お水お願いします」
聞こえなかったのだろうか？
言ってから1分以上経っても、まだ持ってこない。
他の客の対応してるわけでもないのに。
仕方なく立ち、別の店員に「水ください」と言って。
ようやく、小さいコップに入れて持ってきた。
石神井公園のミアボッカだと、大きい魚の瓶に入れて持ってきてくれたのになぁ。
俺の身なりもあったのだろうか？
ジャージとジーパンだったから、みすぼらしい感じは出てたか。
汗が染みた俺のリュック、臭いのかな…クンクン。
いや、臭くないけど。
メニューブックの表紙にあった、なんか皆で一緒にという感じではない客だから？
哀しき一人客だから…いやそれは俺の勝手な思い込みか、でもなんか惨めだな。
前にもこんなことあった。
に、行った時だ。
近くの席にいたカップルの食器は下げないのに、俺の食器は、食べ終わったらすぐに下げられた。
まるで俺に、帰れと言わんばかりにね…。
とまあ、俺の単なる被害妄想かもだけどw
でも何か、どこに行っても軽んじられてるような、というか俺のみすぼらしい雰囲気からか、興味や関心を持ってもらえず、他の人よりサービスが後手後手に回されているような…感じは、あるな。
最強伝説黒沢に出てくる、44歳の独身弱者男性の黒沢が「浮いてるんだ…」みたいなこと言ってたようにね。
浮いてんだ……オレ一人……
（引用元：最強伝説 黒沢 1 [ 福本伸行 ]p26）
その感覚だよ。
アローンのオッサンは軽くあしらわれちゃうのかよ…。
落ち込んだ気分の中…まあいいや、パスタを食べよう。
まずはソースをあまり絡めず、一口…うまい！
麺だけでも、ぱつもっちん、俺の好きな硬めの食感。
トマト系のパスタだが、ソースがすごいな。
たとえるなら、幽遊白書において、幽助が言ったように。
大船のトラナスが豪速球を投げる戸愚呂だとしたら。
ギオットーネは、魔球を投げる仙水だ。
酸味と甘味と旨味がしっかり来るトラナスとは異なり。
シラウオのほのかな苦味がトマトソースに加わってるのか、また何か辛味も結構あるんだが、それが鋭角的にならないように、酸味と旨味で抑えられてるというか…謎めいたソースだ。
オリーブオイルも使っているか？
オリーブオイルとトマトは、いい組み合わせらしい。
この夏はゼッタイに外せない食べ方 pic.twitter.com/KdknM9s4mt
— けーちゃん@健康マニア (@keismi_) 2024年6月16日
リコピンは、脂溶性ゆえ油脂と共に摂取すると吸収がよくなるんだって。だからオリーブオイルが合うのか。
また、オリーブオイルのおかげか、強い辛味等もマイルドにしてくれている印象がある。
そういえば油脂ではなく、酸味と辛味で、強い甘味を抑えるスープも、最近食べたな。
和光市の「麺屋 てつ蔵」って店のつけ麺のつけ汁がそうだった。
一方、ギオットーネのこのパスタは、どの味も強いというか。
しかしそれが下手にまとまって、つまらない味になってるわけではなく。
尖ってる…酸味・甘味・旨味・辛味・苦味がぶつかり合ってる感じだ、いいねー。
ギオットーネに行った、この人も。
◆池袋の少し有名「安い旨い大盛」イタリアンの「ギオットーネ」クリームパスタ！ | JI1SAZへんてこクライマー
生ハム以外は評価しているようだ。
美味しいな。
まあ水のサービスはちょっとうーんとなったけど。
味はいいから最高だ。
学歴も人間性も必要ない…料理は腕一つでのしあがれる。
アルティストという漫画1巻（p152）にも、そういうシーンがあった。
美味ければ少々のサービスはどっちでもいい…と、思う部分があったり…いやでもサービスも完璧だったらなおいいけど。
美味かったからthank you、という気分だが。
水の件と、俺自身の勝手な自己嫌悪により、少し複雑な感じだ。
いきものがかりの「ありがとう～」ではなくて。
Hudson Mohawkeのthank you、のような、複雑な感じのありがとう。
また池袋でパスタを食べ漁るかね。
こちらはレシート。
ごちそうさまでした。
■GHIOTTONE（ギオットーネ）
【住所】：〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-27-12 池袋ウエストパークビル1F
【営業時間】
平日、土日祝日共に
11時30分～15時30分（14時30分ラストオーダー）
17時00分～22時30分（21時30分ラストオーダー）
※テイクアウトのご注文は21時30分ラストオーダーです。
テイクアウトも充実。
毎週水曜日は定休日。
＜採点＞
・一人でも入りやすい 度：6～7
カウンター席が見当たらなかった、テーブル席に案内してくれた。
水が来なかったので10点満点にはできなかったな…別に一人客だから？ってわけではないんだろうけし、ただ忘れていただけかもだけど、うーん…。
・ファミリーで入りやすい 度：6～8
お子さま向けメニュー等は見当らなかった、ディナメニューは未確認だけど。
ピザのメニューにある「ハムのピッツァ」に「お子様にも大人気」という、記載はあったけどね。
おまけ。帰り道に見かけた飲食店。
【アローン飯なび更新中！地図からおひとり様でも行きやすいグルメ情報が検索できます】
＜最近アローン飯なびに追加したお店＞
「肉イタリアンTronasトラナス」のレビューを追加。
淡路島産の生パスタ、麺のモチモチ感やコシがよく、さらにハンバーグもコクがあり絶品だった。次はパルメザンチーズがたっぷりの「カルボネーゼ」とかシカゴピザを食べたいな。 #大船グルメ #大船イタリアン #大船駅 / “「肉イタリアン Tronas（トラナス）」のハンバーグナ…” https://t.co/1s4Zm0PvXX
— 令和の寅次郎 (@reiwatorajiro) July 5, 2024
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