「つけめんTETSU」の7月・8月限定メニューの冷やし担々麺はうまいのかまずいのか？実食レビュー

ある夏の暑い日、さっぱり蕎麦を食いたい気分だったが。
所沢のつけめんTETSUに、7月と8月のみ提供している、限定メニューがあることを思い出したので。
つけめんTETSUへ向かった。

アクセスする行き方は。
西武新宿線、西武池袋線（直通する有楽町線・副都心線含む）の所沢駅から、徒歩すぐというか、改札の中なんだよね。

そのため、もし所沢駅から移動することなくつけめんTETSUでつけ麺だけ食べたい場合は、入場券が必要ね。

さて、券売機とご対面だ。

何にするかな、これがまず王道のつけめんだ。

味噌つけめんなんて出してたのね、豚骨魚介のイメージだったけど。
結構こだわってるみたいだ、今度食ってみるか。

辛い系のつけ麺もうまそうじゃないか。

中華そばもある。

だけどこの日はね。
この「冷やし担々麺」が食いたかったのよ。

国産小麦100％使用
もちもち限定多加水麺
青山椒油の強烈な痺れ　

冷し担々麺

自慢の鶏スープに濃厚胡麻ペーストを合わせたっぷりの野菜と肉あんを乗せました。
辛みと甘みが共存する、コクのある特製ラー油と紅花椒と青花椒で華やかな香りと痺れを感じる花椒油、二種類の油で刺激と深みのある一杯。国産小麦のみを使用した、限定多加水麺をお召し上がりください。

期待しちゃうね、この限定麺を食べるぞ。

トッピングはなしでいいか…その代わりに、バラめしってのを、注文しておこう。

美味そうだったからね。

これは今度食うかね。

ポチっと押すと、む、温玉とミニライスのおすすめか。

ばら飯があるから要らない、これで決まり。

ラーメン屋で2000円近く使うことに…しかし、電子マネーは交通系ICだけかい。

行列には並ばずに済んだ。
所沢駅の改札内でアクセスがいいからな、いつも混雑してるんだけどね。
7月中旬の木曜日で、時刻も20時ちょい過ぎだったからな、ピークタイムから外れてたってのも功を奏したか

さて、店員さんに券を渡して。
待つこと…まず、エプロンを貰った。

いいね、さすがだ。
10分もしなかったか、来たぞ。

いざまぜまぜして、実食。

うん、まあまあかなぁ…それなりには、うまいか。
鶏スープと濃厚胡麻ペースト合わせ…うんぬん。
と、メニューには書いてたんだけどね。

正直、濃厚じゃない。胡麻の風味は弱い。

肉味噌はたっぷりだ。
甘くて、まあ美味いが…甘味が支配的になってる。
挽肉の脂のコク、旨味の弱さを感じる。
担々麺に乗ってる挽肉としては、肉ではない何かが多い。
この肉あんにはまるで…味噌のような？
甘味が悪目立ちしてる。
挽肉以外になにか、混ぜ物をしている気がする。

甘みが目立ちすぎているというのもあり、担々麺に重要な辛味と、痺れ、麻辣味（マーラーウェイ）が弱い。
よく言えば、刺激が弱く、食べやすい担々麺とも言える。
ちょっと前に飯能で食った担々麺もそうだったな。

そうじゃねえんだよ。

俺が求めてる担々麺ってのはな。
冷たいながらも、辛味と痺れがガツーンと、来るやつだっての。

卓上調味料の味変とかじゃなくて、最初から担々麺然としておいてほしいのよ。

そして最大の問題が、もやしだ。

もやしは水分が多い野菜だ。
下処理は上手だ。
秋葉原で食ったハンバーグの店のもやしみたいに、えぐみや臭みもない。

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みずみずしくて、美味しいもやしではある。
だがしかし、もやしと麺を一緒にすする…水気が多すぎる。

もやしといえば、二郎系だが。
二郎系ラーメンはいいんだよ。
背脂や豚骨醤油スープ、肉塊や、低加水の小麦の風味が強いゴワゴワ麺等、強い食材の中にさっぱりした野菜のもやしがあることで、味の重さを和らげるクッションになる。

しかし一方、このつけめんTETSUの冷やし担々麺の場合はどうだ。

この鶏の風味とゴマの風味が弱い水っぽいスープ、それにさらに、水気の多いさっぱりもやし。
さっぱりと、さっぱりを、合わせてやがる。
同系統の味を合わせるなって、前も語っただろうよ。

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食べ終わっても、物足りなさが残る。軽すぎんだよな。
いや、だから夏には逆にいいという人もいるかもだけどね…
しかし、アラフォーの俺で軽いって感じたんだ。
若い子の舌は、これで納得するのかな。
普通のTETSUのつけ麺にすればよかった…焼き石サービスとか結構、素晴らしいし、最初に体験した時は感動したけどな。

味のパンチの弱さを補うため、バラ飯を頼んでおいたが。