千葉県山武市(さんむし)に来た。
こちらは、山武市の観光マップ。
山武市へは、東京駅から意外と簡単に行ける。
高速バスが出てるからね。
東京駅の八重洲口から、地下街に下り。
バスターミナル東京八重洲から、シーサイドライナーに乗る。
そして終電の「成東車庫」まで行けば。
そこから徒歩で成東駅までは近い。
電車に乗り、東へ行けば銚子、海の方だ。
しかし用事を済ませ、西へ。
千葉駅や東京方面に戻る。
なんか昼飯食べたいな~と思って、調べて出てきたのが。
レストラン玉子家、というお店。
といっても、山武市ではなく、東金市。隣の町だ。
産直ごーごーのサイトによると。
区域 北東部 | 産直ごーごー|千葉県 産直(産地直売所)情報満載!!
千葉の北東部だね。
成田市は北西部か。でも東寄りなイメージあるけど。
東金線に乗り、成東駅から東金駅にアクセス。
こちらは東金駅周辺の観光地図。
駅から徒歩で、徒歩で向かった。
アクセスは、東金駅の東口から徒歩すぐだよ。
お店に到着。
店内は広くて、開放的な空間。
いいね~パーティ開けそう。
今夜はHearty Party的な、竹内まりやの曲が似合う雰囲気だ。
原曲なかった、Tiaraって人のカバーがあった。
まあ俺はパーティーなんかに参加する機会は皆無のアローンだけどね…。
店員さんの接客もすばらしい。
よし、メニューを拝見することにするか。
お酒は飲めないし…まだ暑い季節だったので。
アイスカフェオレ、を選択。
メインは何にするか…麺類?店先でも、人気No.1として、しなそばをアピールしてたよな。
ジェノバクリームパスタというのも気になるが。
ちょっと待てと。お店の名前が「レストラン玉子家」なんだから、やっぱり卵料理でしょ?
と、メニューを進めると、あるじゃない。
オムライスが。
よし、お好み焼き風オムライスといった変わり種メニューも気になるが。
ここは王道、究極オムライス、を頼むことにしよう。
そしてサイドとして、肉料理も欲しいな。
安いから和風チキンステーキにしよう。
注文後、トイレを借りる。
清潔で素敵なトイレだった。
まずはアイスカフェオレ、スープ等が来て。
待つこと10分前後、ほぼ同時に料理が来た。
こちらが究極オムライスで。
そしてこちらが、和風チキンステーキ。
ありがたい。三角食べが出来るからね。
まずはオムライス、パクりと一口。
うま、うんまー!
ふわとろの卵、甘味と旨味がしっかりと。しかし自分が苦手な、バターやクリーム等の乳製品の重たさはない。デミグラスソースの酸味のおかげだろうか。
素晴らしい…と、思って食べていたが。
あれ、何かおかしい…と思って、気付いてたのが。
中の米だ。
チキンライスだ。
チキンライスの、味が、薄い。米の甘味や旨味が抜けてる?
もしくは、デミグラスソースが強すぎて、米の味が飛んでるのではないだろうか?
ああ、惜しいなこのチキンライスが。
グリル一平とかアオヤギのチキンライスのように、米の甘味や旨味を活かした味付けだったら…。
それこそ、究極のオムライスだったと思う。
それぐらい、上に載ってるオムレツとデミグラスソースは完璧だった。
お肉とか入ってるのも嬉しいんだけどね。
で、和風チキンステーキの方は。
うむ、うまいね!
特にこのソースがいいな。
こっちのソースは繊細だ。チキンブイヨンかな?
野菜もすごく美味い。
大根が黄金色に輝いてる。
これどうやって味付けしたんだろう…と、疑問に思って。
ふと、tverで観たテレビ番組を思い出した。
7chefsという、杉浦太陽が出ている番組で。
ダシザムライの割烹「祇園ささ木」の佐々木浩氏が、近未来和食を作る企画に挑戦していた。
黄金コンビ、いわゆるイノシン酸とグルタミン酸で相乗効果を起こせるカツオと昆布のコンビを、使わずにダシを取ると宣言し、番組は進んだ。
たんぱく質オンリー、豚ミンチ1kg、鶏ミンチ1kg、牛ミンチ1kg、金華ハム500g。そして昆布の代わり、グルタミン酸を担うドライトマト。陳皮(みかんの皮)、ブラックペッパー、ショウガ、ネギ、を入れ。
それらの素材を、7リットルの水で火にかける。素材が豊富だから30分でダシが取れた。
ミスター味っ子12巻でも、コンソメスープを作るのに大量の材料を使う描写があったように。
コンソメスープはスープの基本中の基本だ
牛肉 トリ肉 トリガラ タマネギ ニンジン セロリ
これらを長時間
根気よく煮込んで
十分なダシをとる
(引用元:ミスター味っ子(12)[ 寺沢大介 ]p67)
同じくこの番組でも、ダシに重層的なコクを出すためには、思い切った足し算も大事だね。
できたのは黄金色のダシ。
引き立ての出汁を杉浦太陽が飲み「想像を超えた味の濃さ…でもクリア」と評価。
さらにそのダシに、うすくち醤油と、熟成みりん、砂糖を入れ、味を整える。
そのダシに、レンコン、子芋、カボチャ、トウガン、トマト、万願寺とうがらしを似て、一晩鍋ごと寝かす。
その野菜の上に、冷製ジュレ(野菜を似たスープにゼラチンを合わせたもの)をかけて完成。
【レシピ付き】ダシザムライ・佐々木 浩さん作・近未来コンソメが冴える!「秋野菜の含め煮」(10月11日放送予定) | WA・TO・BI - 和食の扉 -
に、レシピもあるよ。
で、気になったのは「一晩鍋ごと寝かす」という調理だ。
おそらく玉子家の和風チキンソテーの野菜も、何かスープに一晩寝かせて、味を染み込ませたような食感だった。
冷製の野菜だったし、しかし煮崩れがしてなかったから、じっくりと何らかのブイヨンやスープに浸し、味を染み込ませたのではないだろうか。
いやはや、美味しいランチで満足だった。
ただ、オムライスの米、チキンライスは…自分の好みではなかったかなぁ。
オムライスとデミグラスソースで十分コクがあるから、米はシンプルな白米や、淡いバターライスがいい気がする。
でもオムレツ自体は究極、と呼んでも過言ではない美味しさだったね。
このとろけるオムライスは「タンポポオムライス」とも呼ぶらしい。
古き良き洋食屋が東金市役所前に!『玉子家』 - 佐藤の外房グルメ日記
また来たくなるお店だ。
次は変わり種、お好み焼き風ピザとか。
シンプルな鶏の塩焼き?とかを食べてみたい。
日本ダムカレー協会公認のダムカレーも提供してるのか!
食べたいなぁ、また行かないとだ。
あと山武市にある「たまごや とよまる 松尾店」ってのも、卵料理好きとしては気になるけどね。
道の駅もあるのか、また遊びに来よう。
■レストラン 玉子家
【住所】:〒283-0068 千葉県東金市東岩崎2−10
【営業時間】:午前11時~15時、午後17時~22時かな?おそらく。
東金市飲食店ガイドによると月曜日が定休日らしい。
お弁当あるのか、いいなー。
近所だったら買いに行きたいね。
<採点>
・一人でも入りやすい度:10
・ファミリーで入りやすい度:10
(店内広く、雰囲気もいい感じ)
こちらはレシート。
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