ソロ活おっさんのアローン飯なび

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全てのラーメン関係者は「麺屋7.5Hz」の高井田式中華そばを食え!ラーメンの美味さの本質である麺とスープの絡みを学べ!!

大阪メトロ千日前線の。
小路(しょうじ)駅、という場所にいた。
街をブラブラ、何を食うか。

やっぱ知らない街に降り立ち、金がないならば、その土地のラーメンを食うのがセオリーだろうよ。
で、向かったお店は。

営業してなかった、なんでだろう。

金曜日だから定休日とかでもないし、まだ20時30分だし。
まあいいや。
別の店を探して、ブラブラ。


派手な看板のラーメン屋がある。

阪高井田式中華そば?とは何ぞや?
気になるな…さっそく入店だ。

券売機は見当らないか…カウンター席に腰かける。
メニューを拝見。

最近にしては珍しいね、サイドメニューにおにぎりはあるものの、ほぼラーメン一本で勝負している店のようだ。

壁に貼ってるメニューも確認すると。

そうか、チャーシュー麺をアピールしているみたいだな。
ハイリキ、ってなんだ?
たぶんアルコール類だろう、下戸の俺には必要ない。

回数券もあるが、観光客なので不要だ。

よし決まり、チャーシュー麺の並を大将に注文する。

待ってる間、面白そうなコラムがあったので読む。

7.5Hz(ヘルツ)の意味

人間の心は何処にあるのか?

多くの人は胸を指差すが、実際は脳の中。心は脳の働きに過ぎない。
今まで心の問題は科学ではなく、哲学的な話として論じられてきました。
しかし科学が進めば進むほど、脳の問題だとわかってきた。

人間の身体は細胞から出来ており、その数60~70兆個です。
その中に量子というものがあり、簡単に言えばヒモの様なものでそのヒモが振動している。
その振動をMRA(共鳴装置)という機械で測ると秩序を保つ波動が7.5Hz。

絶好調だけど少々押さえ気味で、ウトウトしているけど目が覚めている状態が7.5Hz。
これが人間にとっての最高状態。つまり赤ちゃんなのです。

産まれた時の脳波は7.5Hzで、非常に快適状態。
赤ちゃんは嘆いたり悲しんだり恨んだりは、ほとんど無い。根に持つ事がない。
いつも一定の7.5Hzで生きているそうです。

目がきれい、肌も張りがあり、成長も早い。 
そういう脳であれば人間は非常に良い状態で生きているわけです。
さて、大人になってしまった我々が7.5Hzの世界に行く事は出来るのか?

2つの事を実践すれば出来るそうです。

1つは、楽しい事を思い出す事が大事。
それをいつも心掛け幸せ探しが 出来るようになると7.5Hzの脳波に近づくそうです。

2つめは、未来に対してより鮮明に具体的にイメージをはっきり持っていく事
良い事をどんどん思い返す作業と未来を具体的にイメージ化する この2つが大事だという事です。

麺屋7.5Hzの中華そばを日々お客様に提供し、お互い7.5Hzの世界で 日々自然体でいきたいものである。

ふーんそうなのか、知らなかった。
公式サイトにも同じ文章があるね。

麺屋7.5Hzについて - 麺屋7.5Hz

75hz.jp

俺は7.5HZどころじゃねえな、もう750ヘルツとか?
常に高速振動してる感じ…まず、焦燥感がある。
そして、それに伴う動悸や息切れ。
そこから、倦怠感に襲われて。
物事がうまくいかないことへの不満。
何も築けない劣等感。
そして自己嫌悪。
どうでもよくなってくる虚無感…明日への恐怖…と。
負の感情でおかしくなりそうだw

まあいいや、ラーメン食ってる間は7.5HZに近づきたいもんだよな。
さて、中華そばの作り方も。

全品お持ち帰りいただけます、ってあったから。
テイクアウトする人は、この作り方を参考にすると便利だろうね。

さて、来たぞ。

まずはスープだ。

濃いな~!しかし、うまい。
醤油のコク深い旨味と酸味、キレを感じるが、それが出過ぎないようにしているのは。
鶏ガラスープのおかげか?

高井田系とは: らいくあらーめん

likearamen.xii.jp

麺屋7.5Hzが東京から撤退して久しいが、朝7時に食べる高井戸系醤油ラーメン、そのものの美味しさ。
 ※高井戸系は鶏ガラスープなので、本質的には違うんですけどね。

と、鶏ガラだという人もいるが。
しかし鶏の風味を感知するのは難しい、あくまで醤油がメインという感じだ。
いいな、この濃さ。

大戸屋の薄い味噌汁とかは、見習うべきよほんとに。
そういえば、醤油のみを使った「みな麺」ってラーメン屋も、行ったことあるな。

solomeshi.net

でも個人的には、こっちの方が好きだな。
東大阪のご当地ラーメン、高井田ラーメン(高井田式)の方が、より醤油の強さを味わえる。

高井田ラーメン - Wikipedia

ja.wikipedia.org大阪市の東部や東大阪市は昔から町工場が多い地域であり、そこで働く工場労働者に塩分の多い濃厚醤油味が受けたのではないかと推測されている[2]。併せて、モチモチとして食べ応えがあり、腹持ちのよい極太麺と値段の安さも工場労働者に受けた理由であろう。

と、ウィキペディアに書いてあった。
太い麺も特徴だよ。

実は大阪府にもご当地ラーメンがある! うわさの濃厚「高井田系」とは? | マイナビニュース

news.mynavi.jpそして麺の太さも驚き。ちょうどうどんの細麺と同じくらいの極太ストレート麺である。この、“濃厚じょう油スープ”に“極太ストレート麺”が高井田系ラーメンの大きな特徴だ。ラーメンというより“昔ながらの中華そば”と言った方がしっくりくるラーメンで、実際、メニューにも「ラーメン」ではなく「中華そば」と表記しているお店が多い。

なんかマイナーなラーメンと思うかもだが、違うぞ。
この高井田系ってのは、ラーメンの本質を捉えてる。

先も述べたように、このスープは醤油の風味がかなり強い。
ただ、包丁人味平18巻にあるように。

福神漬ってのは大根とかレンコンとかナスビとかをしょう油で漬けたものだろ

ところがこのしょう油ってやつは辛さとかすっぱさとか刺激の強い味をやわらげる効果があるんだよ


(引用元:包丁人味平 〈18巻〉 カレー戦争5【電子書籍】[ 牛次郎[原作] ]p132)

醤油は他の味をまろやかにする作用がある。
だからこのラーメンから、獣臭さは一切ない。
油脂もあまり浮いてないので、濃いようでしかし、朝ラーでも食べられる食べやすさはある。

動物系の味わいが抑制されているという点で、重くはない。ただ、醤油の風味が濃いので、飲み干すのはしんどいスープではある。
そう、このラーメンの特徴である「飲み干せないほど濃い」というのが、ラーメンにおいて非常に重要だ。

最近はやれ、ダブルスープ(は別に最近じゃないか…)だの、鶏清湯だの。
貝出汁だの、淡麗系だのよ。
ラーメン発見伝とか再遊記に出てくる、気取ったニューウェイブ系だの、新世代系ラーメンってやつか?
二郎系ラーメンとか家系に対抗してるのか、知らねえが。

大体、そういう淡麗スープってのはね、麺とスープが絡まねえんだよ。
麺の味に負ける…淡麗系にするなら、麺絡みをかなり考えないといけない。
低加水麺にするだの、ちぢれ麺にするだの、工夫がいるのによ。

にも関わらず、どうでもいい、味に関係ない麺線?とか、見た目ばかり意識してよ。
適当なストレート麺使って、麺とスープの絡みがおろそかになってるラーメン屋が多すぎる。

しかし、この高井田系は違う!
これぞ本物、美味しいラーメンだ。
スープは飲み干せるような感じではない、だがこの濃さが。
本来、あまりスープと絡まないもちもち高加水麺な太麺であるにも関わらず!
濃さゆえに、スープの味を、麺をすすっても感じることができるんだ!!

これがラーメンの本質よ。
濃いラーメンは、「麺とスープの絡み」という、ラーメンにおいて一番大事な本質的事柄において、圧倒的長所を備え持つ。
ラーメンはスープを飲む料理じゃねえんだよ。
それを見失って「スープが美味い」だの、こだわったスープ、提供している店は多いが。
しかし「麺と絡んでるのか~!?」ってね。

全ての、ラーメン屋関係者諸君よ。
特に、淡麗系ラーメンの店主はよ。

この高井田ラーメン食って、ラーメンの本質を学びなさい!

で、麺とスープの話ではなく、蛇足かもだが。
チャーシュー、ネギも、濃いスープを良い感じに吸って、一体感もばっちりだったよ。

しかし、前は関東にあったらしいけどなぁ、近所で食べられなくて残念だ。
ごちそうさまでした。

次は近くにあった。

麺や旭、って店もね。

行ってみようかな。

夏っぽいメニューもあったし。

営業時間を覚えておいて、また来ないとだ。

帰り道、セブンイレブンの地下鉄小路駅東店にて。

夜に飲むヤクルト、朝に飲むコーヒーを買った。
7.5HZに、少しでも近づかないとな。

■麺屋7.5Hz 生野店
【住所】: 〒544-0003 大阪府大阪市生野区小路東2丁目1−19 サカグチビル2
【営業時間】
11時~14時、17時~21時(14時~17時は中休み)

定休日は水曜日

<採点>
・一人でも入りやすい 度:10
カウンター席充実。
・ファミリーで入りやすい 度:5~7
テーブル席や、子ども向けメニューは見当らなかったので。

店内の内観。

テイクアウトも対応。

おまけ。その他周辺の飲食店。

大阪っぽい店もあったねー。


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<最近アローン飯なびに追加した飲食店>
「座135 池袋本店」の口コミを追加。

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