ソロ活おっさんのアローン飯なび

結婚できない男の楽しみは「食」のみ!一人でも入りやすい飲食店情報をお届けします。

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青物横丁駅の西側の国道15号線沿い!東京家系ラーメンの老舗「まこと家」でチャーシューメンを堪能

家系ラーメンの名店らしい。
「まこと家」にやってきた。
青物横丁駅の正面出口を出て、西(左)に曲がって、国道15号線(第一京阪)沿いに南下するとその店はある。

「街道のグルメ」にも紹介されたとか。

店名に「家」と付くだけあって、吉村家に端を発する横浜家系ラーメンのひとつ。こちらは早くに暖簾分けして人気店となった本牧五家系の川崎家出身とのこと。

だってさ。川崎家は行ったことないな、また行くか。
吉村家直系の「ラーメン 杉田家」は行ったことあるけどね。
千葉駅からは遠いけどバスで行けるし。歩きなら東千葉駅が近いね。

iine-y.comf

さて、まこと家のメニューを拝見。

券売機方式ではなく、天井近くのメニューを見て注文する形式だ。
チャーシューメンを注文しよう。

当店では独特なスープと、創業65年、蒲田㈱酒井製麺特製、
真宏麺を使用し、スープ・麺には絶対の自信を持っております。
お客様のご要望により味のこいめうすめ、麺のかたさなどを調整して作っております。
お客様にご満足いただけますよう店舗一同努力いたします。

店主

いいじゃない。

あと、小ライスも行くか。
あ、健康のためにホウレンソウもトッピングしよう。
チャーシュー丼もあるみたいだけど、それはいいや。

さて、待つこと10分ぐらいかな。
来たぞ。

まずはスープ、美味い!

tokyo-tabearuki.comの記事にもあったけど。

ダチョウ倶楽部の寺門ジモンとかロバートの秋山竜次がファンになる理由もわかるね。美味いよ。

・・・
 ネタは自分たちの名刺代わりだという考えは今も変わりません。あの頃、夜はネタを考えるため、ひたすら深夜の街を徘徊していましたね。いいアイデアが浮かぶまでひたすら歩く。それの繰り返しです。
 そんなとき、たまたま見つけたのが「まこと家」でした。福岡といえば豚骨。僕はずっと東京のラーメンをバカにしてたんですよ。「家系」なんて存在も知らなかったし、この店に入ったときも、「太麺だし豚骨しょうゆかよ」ってがっかりしたことを覚えています。でもね、食べているうちに、「あれ、うまいぞ」って夢中になってしまって、それから毎週のように通い始めました。ネタを考えて、このラーメンを食べる。当時の黄金コースでした。健康に気を遣わなくちゃいけない年だけど、今でも無性に食べたくなります。
・・・

秋山のお父さん、いいお父さんだな。記事からそれがわかる。

で、ラーメンの感想の続きだが。
確かに醤油よりも豚骨が強めで、クリーミーな美味しさがある。

麺との絡みはどうだ、ずるずるずる~。

うむ、まずまずだな。

スープが濃厚だから、絡みはいい方だが。
もっと絡みをよくすることはできる気もする。
らーめんを作ってる兄ちゃんを見たが、テボザルではなく平ザルを使ってた。
平ザルを使うのはまあいい。

kyomo-meshiuma.comの記事によれば。
テボザルと平ザルを比較した際、平ザルの方が麺をムラなく茹でられ、お湯を効率的に切れる、平ザルの方が美味しい、と記載があるが。

本当にそうだろうか?

能條純一の漫画「ばりごく麺」の1巻で。
麺とスープの絡みを極上にするための龍鱗麺を造り出せる榊原麺太は、テボザルを使ってた。

ラーメン…湯切り…命!!

(引用元:ばりごく麺 1 [ 能條純一 ]p78)

そう、力を込めて湯を切れるのは、平ざるではなく、テボザルではないだろうか?
まこと家の湯切りを聞いたが、「シャン」の1回。
もしくは「シャン、シャン」の2回だ。
正直、これで十分に湯切りできたとはいいがたい。
テボザルで「ズッ…シャン!」とすれば、もっとスープと麺の絡みは上がるはずだ。

まあ平ざるでも、上手に湯切りできる場合もあるかもしれないけどね。
ラーメン発見伝の芹沢達也とか。

 

(引用元:ラーメン発見伝(2) [ 久部緑郎 ]

ばりごく麺に出てくる、広東料理界の権威・李玄照孫の孫、李玄武とか。

(引用元:ばりごく麺 2 [ 能條純一 ]

平ざるを使うラーメンの匠もいるかもしれないけどね。

そしてスープだが。
先の記事に、以下のような記載があった。

白く濁ったところに薄く脂膜の張る代物。スープからズズッといただくと、かなり豚骨ダシが強めに出ている。

とあるように。
豚骨強めで醤油感がないのはまあいい。
だが、脂とスープが分離するのは、どうも個人的には好きではない。

最近食べた白山の二郎系ラーメンも、分離してたな。

solomeshi.netこれは「乳化が足りてない」ってことだ。
しっかりと、骨から出る脂と、ダシのスープの部分を混ぜ合わせて乳化しているラーメンがいい。

sanmaru-m.co.jp乳化を行うと、前述したように食品では滑らかな舌触りが生まれます。また、水性と油性の成分が混じり合うことで適度なコクが生まれ、それがうま味になるのです。また、化粧品が滑らかに肌の上で伸びたり、すっと肌に浸透していくのも乳化を行っていないとできません。私たちは知らないうちに乳化の恩恵を受けているのです。

提供前に混ぜる(攪拌)するだけでいいんだ。
また、スープはもう少し、熱々でもいいな。
チャーシューが冷たいから、スープの熱を奪ってしまう。

油は多いラーメンだから、沸点は水の100℃ではなく200℃。
名古屋の呑助飯店の重油ラーメンほどではないだろうが、油が多い分、ラーメンを熱々にすることは、難しくないと思われる。


そして麺は短めだ。
個人的には、もう少し長い麺の方が、ズルズル~としたのど越しも楽しめるし。
麺(小麦)とスープのマリアージュも堪能できるんじゃないかって気がしたね。

というわけで、美味しかったけど。
ただ、もっと美味しくすることはできるのではないか?と思った一杯だった。
卓上にグラインド?ってのがあったけど。
どうやら胡椒の粒子のサイズらしい。

news.line.me粒子の大きさによって、ホール(粒)、クラッシュ、粗挽き、グラインド、パウダー、と小さくなっていきます。こしょうの香りは粒が大きいほど香りのもちはよくなります。 

使わなかったけどね。

■家系ラーメン まこと家
【住所】:〒140-0004 東京都品川区南品川3丁目1−10
<採点>
一人でも入りやすい 度:10
(カウンター席のみ)
ファミリーで入りやすい 度:5~8
(威圧的な雰囲気もなくて、意外に席数多いし、狭くないから家族でも行けるかもね。)

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