ソロ活おっさんのアローン飯なび

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JR中央線の吉祥寺駅北口からすぐ!「スパ吉」で極旨ミートソースを堪能しながら生パスタの特徴について考えた

吉祥寺駅の周辺をブラブラ、パスタでも食べようかな。
西友の中にある「nomuno coffee & wine library」で、元祖ボロネーゼのBIGOLIが食べられるようだ。

うーん、いいね。
しかしもう少し吉祥寺を歩きたい。
そんなに来る街じゃないからね。

というわけで着いたお店がスパ吉。

近くの「もがめ食堂」もよさそうだな。
銀鮭の西京焼き定食、いいねー夜でも魚定食が食べられるのか。
「鶏唐やまをんち」も気になったけどね。

やっぱり麺類ということで、スパ吉に入店。
ちなみに吉祥寺駅からアクセスするなら、北口が近いよ。

井の頭公園井の頭恩賜公園)は公園口とか南口の方だから、間違えないようにね。

さて、券売機のメニューを拝見。

やっぱり、一番人気の「極旨ミートソース」にしようか。
玄関入口に掲示されてあった「本日の気まぐれパスタ」も気になるけどね。

辛口ジンジャエール、150円なら安い気がする、これもつけよう。

よし、券売機で買って、店員さんに渡して。
まずサラダとジンジャエールを前菜として味わう。

食べやすいサラダだったね。

そしてメインは待つこと10分前後かな、やってきたぞ。

食べ方を忠実に守らないとだ。

右手にフォーク、左手にスプーン、まぜまぜ。

そしていざ実食。

うまい!トマトソースの酸味が強すぎることもなく、挽肉のコクと旨味がしっかり伝わってくる。

しかし…何かが足りない。
海老名のグランサッソでミートソースを食べた時も、美味いけど、何か物足りなさを感じた。

solomeshi.net二つの店の共通点は…そう、生パスタだ。
スパ吉も生パスタをアピールしている。

確かに生パスタは、麺自体は美味いかもしれない。
しかしソースと合わせた際、自分は生パスタは本当に正解なのだろうか?という疑問を抱くことがある。

生パスタはやっぱり、乾燥させていない分、麺の水分量が多い。
すなわち、多加水麺だと思うんだ。

ラーメンの話だと、加水率で麺は以下のような違いが生じる。

www.haneda-seimen.co.jp加水率が低いと硬く歯ごたえがありスープが絡む麺になり、加水率が高いほどグルテンが形成され、なめらかでもちもちとした弾力がある麺になります。

 

kannoseimenjo.com一方で、加水率の高い場合は多加水麺と呼ばれています。加水率が高くなると食感がモチモチしています。


「多加水麺」
1.水分量を多く含む事で、スープが吸収しにくくなります。
2.スープに絡みにくいので、ちぢれ麺で対応する場合があります。
3.麺が伸びにくい特徴があります。
4.つるりとした表面になります。

そう、スパ吉の麺も、おそらく多加水麺ではないだろうか?
つるりとした表面、もちっとした感触があった。

パスタゆえに、ラーメンよりはソースと絡みやすいかもらしいが。
だけど麺それ自体の、小麦の風味や旨味…それがミートソースと交じり合う相乗効果が、少し弱い気がした。

いわば、チャンス大城のネタのような。

www.tiktok.comセミを食べるエンヤ、ハチの大群に襲われるウィーン少年合唱団のネタを、千原ジュニアだったかケンドーコバヤシだったか忘れたけど「別物」と呼ばれていたように。

もしくは、ケイン・コスギ池谷直樹による、「スポーツマンNo.1決定戦」における関係性だ。

oknsts1018.hatenablog.comMONSTER BOX(巨大跳び箱)で、池谷はヒール役になっていたように。

そう、つまり麺とソースが、ケインと池谷、ってことだ。
どっちも単体ではすごい。
だが、交じり合わないんだ。

リポビタンDのCMで、ケインと池谷がタッグを組むことがないように。

brand.taisho.co.jp「ファイト~一発~!」と、相手を引き上げるのではなく、蹴落とす。
崖から落とすような、そういうバチバチとした緊張感と断絶が、当時のケインと池谷の間には存在し、それが番組をより面白くした。

ちょっと例えがわかりにくいかもなので、真面目な話に戻ろう。

本当は麺とソースは仲良くしてほしいんだよ。
あぶない刑事のタカ&ユージのようにね。
そう、生パスタの加水率が高いことで、ソースが麺に染み込んでいかないんだ。

染み込ませるために「まぜまぜ」を行うが、それでも補えない。
また、俺は思い出した。

今まで食べたパスタで、ソースの旨味がしっかりと麺に染み込み、混然一体となっていたパスタには、ある特徴がある。
それは「麺とソースを事前に和えて提供している」ことだ。
例えば名古屋のPASTA屋ケンしろうのウニパスタ、ラ・ベットラ・ダ・オチアイ「新鮮なウニのスパゲッティ」は、提供された時点で麺とソースは和えられていた。

江古田の「JYON NOBI(じょんのび)」もそうだ。

solomeshi.netそして上記3つの店舗は、細麺~中細麺~中太麺ぐらいの太さだった。

細い麺の方が、スープの染み込みが早く、また、毛細管現象等でスープを掬い取ってくれる可能性も高い。

ラーメン屋で、なぜスープとの絡みが悪いのに、バリカタ(硬麺)を頼むのか?fukuoka-leapup.jpそれはやはり、麺それ自体、小麦の旨味や風味を味わいたいという理由もある。
だが、絡みにくいという硬麺といえど、細麺だから意外とスープを吸って、麺が伸びるのが早いんだよ。

だから細麺の豚骨ラーメンのお店は「替玉」方式を採用している。
伸びやすい麺の欠点を補いつつ、麺の食感や小麦の風味を味わうために。

一方、生パスタ、多加水麺の場合。
硬麺よりもスープの染み込みが悪いケースがある。
つるりとした表面ともちもちとした食感の代わりに、犠牲になるスープとの絡み。
それが生パスタの弱点だと思うんだよね。

いや、美味しかったんだよ。
美味しかったんだけど・・・どこか、スープはめっちゃ美味いけど、麺と絡めるとあまりスープを吸ってくれないラーメン屋に来た時のような感覚を覚えた。

漫画「ミスター味っ子」における、このシーンのような。

それじゃトマトとチーズの味がまとまらない
別々に加えたものは結局
別々の味わいになっちゃうんだ

(引用元:ミスター味っ子(6)[ 寺沢大介 ]p99)


加水率が低い麺の方がいいのかもしれない。

■行列の絶えないラーメン店から支持を受ける製麺所とともに開発した「低加水パスタフレスカ」 - 料理王国

cuisine-kingdom.com

blog.livedoor.jp

これらの記事にあるように。
麺の加水率がもっと低いと、また違う味が広がったかもしれないね。

もちろん、ミートソースに限っての話だ。
自家製麺らしいし、この麺と相性のあるスープやソースもあると思われる。

spakichi.co.jp個人的には、美味しいんだけどもう1歩…という印象ではあった。

完食後の帰り道、「焼肉洞」というお店の、食べ放題の看板を見かけた。
2名様からで「1名様は要予約」と書いてあった。
1名でも一人焼肉できるかな?
とか思ったり。

「生姜屋黒兵衛」というお店も美味そうだ。
また吉祥寺に来ないとね。

■ 生パスタ専門店 スパ吉
【住所】:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11−24 HALビル 1F
<採点>
・一人でも入りやすい 度:10
(カウンター席充実)
・ファミリーで入りやすい 度:5~8
(カウンター席だけだったような、でも早く食べてといった威圧的な雰囲気はなく落ち着く)


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