ゴールデンウィーク。
アローンは特に予定も無いので、仕事したりダラダラしたり、平凡な日常。
少し喉が痛い。
咽喉頭異常感ってやつか、いや大げさだな。
まあそういう日は健康によさそうなもの、そうだなー。
生姜焼きだ、生姜焼きを食べに行こう。
と思って練馬の街をブラブラ。
以前、美味かった「安ざわ家」で生姜焼きを食べようか。
iine-y.comそして行ってみると、あら、臨時休業かいな。
やってなかった。
「練馬食堂 汁とめし」の方に行くか。
solomeshi.netあー、でもなぁ、前に食ったしなー。
そういえば「レストランArai」で牛の生姜焼き、前に食べたけど。
solomeshi.net豚の生姜焼きもあった気がするぞ。
と思って行ってみたけど、店内は満席。
座るところ無し。
日曜19時前、仕方ないかー。
ぶらぶらと途方に暮れながら、グーグルマップで「生姜焼き」と調べると。
中華料理屋の「京蘭」というお店がヒットしたので、行ってみる。
すごい、ここもいっぱいだ。
でもテーブル席は2つ3つぐらい空いてたので、座る。
メニューを拝見。
確かに生姜焼きはあるけど、ランチかぁ。
でもディナーメニューでも定食あるぞ。
有難い。
でも生姜焼きはないのね。
よし、「黒チャーハン +半ラーメン」にしよう。
あと「よだれ鶏」も付けるか、肉系も欲しい。
生姜焼き気分だっけど、まあいいやってなった。
そして、待つこと…まだか…20分以上待ったかな。
まあ店内はいっぱいだったから、料理遅いのは仕方ないよね。
トイレに行ったりして時間をつぶす。
そんで、さっきからなんで小田和正 やねん。
店内ではなぜか、小田和正の唄が流れてる、中華料理屋なのに。
日本に来てファンになったのか。
「Oh! Yeah!」久しぶりに聴いた、いい曲だな。
なんかメロディが久石譲のような雰囲気があるな。
カバーはyoutubeにあったぞ。
さて、席に戻り、待っていると。
ようやくよだれ鶏、の後に、黒チャーハン&半ラーメン。
「なんだ、こういう系か~透明で薄そうなラーメンだなぁ」と、見くびりながらスープを一口。
ああっ!?うまいじゃん!!
何、このスープ?
なんでこんなうまいの!?
見くびってたけど自分が間違ってた…こんなに透明なのに、凝縮された鶏の旨味だろうか、あっさりなのにものすごいコク。
素晴らしいスープだ。
透明だから清湯スープってやつか。
ramen-yougo.net清湯スープはガラを沸騰させない温度でコトコト煮込むので、スープが乳化せず、透明なまま仕上がります。そのため、スッキリした味わいになります。西洋の料理で言えばコンソメのようなタイプです。
とあるように、沸騰させずじっくり、時間をかけて鶏のエキスを取ってるのか。
そういえば「亀楽」で食べたラーメンも、清湯系の鶏スープ+醤油、って感じだったが。
京蘭のこのラーメンには、醤油感をほとんど感じない。
鶏だけ、って感じだ。
透明なんだけど、しかしすごいコク。
全部飲める。半分以上飲んだ。
こんなにラーメン屋のスープを飲んだのも久しぶりだね。
麺とスープの絡み具合はまあ、ぼちぼちって感じだったけど。
このスープを作れるのなら、他のラーメンも食べてみたくなるぐらいの衝撃だった。
最近はやたら、濁った鶏白湯の方がもてはやされてる感あるけどな。
鶏清湯だって、負けてない。と、「京蘭」の鶏清湯を食べれば、鶏白湯原理主義者たちも、考えを改めるのではないだろうか。
そう思わせるようなラーメン。
小田和正のような、包み込むような味わいに満ちたラーメンだよ。
で、黒チャーハンもよかった。
パラパラとしっとりの中間で、パラパラ感と瑞々しさを両立している。
具材は少な目で、小さい肉なども見えたが。
敢えて具材をシンプルにすることで、ご飯に余計な水気や脂がまとわりつかないようにしているのだろうか。
パラパラ&しっとりを両立した、バランスのいい甘味と旨味を兼ね備えたチャーハンになってるね。
まるで、久石譲みたいなチャーハンだ。
尖った味やクセで相手を翻弄するのではなく、既視感やノスタルジーを喚起するような優しい味わいっていう感じ。
よだれ鶏も頼んだので。
炒飯と一緒に食べてみたけど。
よだれ鶏のせいで黒チャーハンの優しい甘味と旨味がぼやけてしまう…チャーハン単品で食べた方が美味しいね。
しかしこの黒チャーハン、よだれ鶏は合わなかったが。
豚バラ肉の角煮とか牛肉の醤油煮のメニューもあるので。
この辺りと一緒に食べると美味いかもしれない。
次はよだれ鶏以外の、肉系メニューも一緒に注文してみるか。
あるいは、別のチャーハンメニューも期待できるね。
この黒チャーハンを食べてそう思ったよ。
<採点>
■中国料理 京蘭
【住所】:〒176-0012 東京都練馬区豊玉北5丁目23−3 サンハイツ竹内 1F
一人でも入りやすい度:10
(カウンター席無かったような。テーブルで1人で食べたけど、他にも1人客いたので、1人でも入りやすい)
レシートを見ると「京蘭」ではなく「中国料理 樓蘭」と書かれてる。
なんだこれ、難しい感じだなー樓?
音読み「ロウ」
訓読み「たかどの」意味
たかどの。二階以上の高く作られた建物。
やぐら。物見やぐら。
どうやら昔は「樓蘭」(ろうらん)というお店だったみたい。
neriogojyo.exblog.jpすごいね、何十年も練馬で営業してたんだ。
だから人気店なんだね。
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